羽生ロシア到着　さらなる高みへ好調を強調「あとは調整だけ」

ＧＰシリーズ第５戦ロシア杯に出場するため現地入りした羽生（撮影・小海途　良幹）
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　フィギュアスケートのＧＰシリーズ第５戦ロシア杯（１６、１７日）に出場する羽生結弦（２３＝ＡＮＡ）が１４日、モスクワ入りした。２週前の第３戦フィンランド大会ではショートプログラム、フリーともにルール改正後の世界最高得点で優勝。羽生は「フィンランドの時にできた内容以上のものを頑張ってやるのが一番の目標」とさらなる高みを見据えた。

　仕上がりは悪くない。フィンランド大会後に少し調子を崩したというが「しっかり戻してこられた。あとは現地での調整だけ」と強調。昨季はＧＰ２戦目のＮＨＫ杯の公式練習中に右足首を負傷しているだけに、「まず公式練習をしっかり無事に終えるように。昨年のようにならないよう、気をつけます」と話した。

　フィンランド大会では世界初の４回転トーループ―３回転半の連続ジャンプを着氷。完璧な成功なるか。勢いそのままに、まずは連勝とＧＰファイナル（１２月、カナダ・バンクーバー）出場権獲得が目標となる。