羽生、公式練習で4回転トーループ―3回転半に着氷「いい調整ができている」

[ 2018年11月15日 18:49 ]

<フィギュア・ロシア杯公式練習>氷の感触を確かめる羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第5戦ロシア杯に出場する羽生結弦(ANA)が15日、モスクワの会場で公式練習に臨んだ。フリーの曲かけ中には4回転トーループ―3回転半の連続ジャンプに着氷。その後は4回転ループを5連続で跳んで仕上げた。昨季はGP2戦目のNHK杯の公式練習中に右足首を負傷しただけに「まず痛いところなく、今のところいい調整ができていると思います」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 第3戦フィンランド大会ではショートプログラム(SP)、フリーともルール改正後の世界最高得点で優勝。「フィンランドに着いた時に比べたら全然いいと思います」と語り「ただ全く違う条件ではあるので、しっかり今の状態、今のコンディション、今の氷の状況、いろいろ確認しながらを過ごしたい」と力を込めた。

 16日のショートプログラムの滑走順は最終の12番滑走。友野一希(同大)は8番滑走に決まった。

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