松山 4年ぶりVだ、得意舞台で「そろそろ」過去1勝2位2回

[ 2018年11月15日 05:30 ]

ダンロップ・フェニックス プロアマ戦でバーディーパットを沈める松山(撮影・白鳥 佳樹)
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 男子ゴルフのダンロップ・フェニックスは15日、宮崎・フェニックスCC(7027ヤード、パー71)で開幕する。国内2戦目となる松山英樹(26=LEXUS)は14日、プロアマ戦で最終調整。用具契約を結ぶ住友ゴム工業主催のホスト大会で、4年ぶりVを誓った。

 「この大会で勝ったのはもう4年前なので、そろそろ勝ちたいという気持ちがある。ホストプロでもあるので、期待も大きい。そこに応えられるよう頑張りたい」

 前週の三井住友VISA太平洋マスターズは46位。3日間のフェアウエーキープ率は50%(55位)とティーショットが課題で、「今は真っすぐ飛べばいいと思っている」と試行錯誤を続ける。今コースは両サイドに松林があり、ティーショットの精度がスコアに直結する。コンディションは「先週よりいいかなって感じだけど、まだそれも疑問形」だが、過去6度の出場で優勝1回、2位2回と相性抜群の今大会こそ、復調のきっかけにしたい。

 プロアマ戦後には練習場に移動し、ショットを調整。今大会3連覇の記録を持つレジェンド・尾崎将司から「(状態は)いまいちか?そういう時もあるよ」とエールを送られる場面もあった。「どれだけ状態が悪くても、一つきっかけをつかめれば上にいける」と松山。前だけを見つめ、日本での今季最終戦に臨む。

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2018年11月15日のニュース