王者イーグルスが2戦目で初黒星 バッカニアーズのフィッツパトリックは2戦連続4TD

[ 2018年9月17日 12:13 ]

2試合連続で4TDをパスでマークしたバッカニアーズのQBフィッツパトリック(AP)
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 NFLは16日に各地で第2週の14試合を行い、昨季のスーパーボウルを制したイーグルスは敵地タンパ(フロリダ州)でバッカニアーズに21―27(前半7―20)で敗れて1勝1敗。昨季同様に2戦目では黒星を喫した。

 スーパーボウルでMVPとなったQBニック・フォールズ(29)は48回中35回のパスを通して334ヤードと1TDをマークしたものの、第3Q序盤で20点差をつけられて苦杯。3度のサックを喫するなどでリズムをつかめなかった。

 バッカニアーズは8年ぶりの開幕連勝。3試合の出場停止処分中のエースQBジェイミス・ウィンストン(24)に代わって先発しているハーバード大出身のQBライアン・フィッツパトリック(35)が、33回中27回のパス成功で402ヤードと4TDを稼いでチームを引っ張った。

 フィッツパトリックの“400ヤード&4TD”は開幕戦(対セインツ)に続いて2試合連続。ウィンストンの欠場で苦戦必至と見られていたバッカニアーズは、ベテランの控えQBの予想外の活躍で白星を2つ並べた。

 昨季のスーパーボウルでイーグルスと対戦したペイトリオッツも敵地ジャクソンビル(フロリダ州)でジャガーズに20―31(前半3―21)で敗れて1勝1敗。QBトム・ブレイディー(41)は35回中24回のパス成功で235ヤード、2TDを獲得したが、ジャガーズ戦では通算9戦目で初黒星を喫した。

 昨季のAFC決勝でペイトリオッツに20―24で敗れたジャガーズはQBブレイク・ボートルズ(26)が前半での3TDを含む4TDをマークし、開幕戦(対ジャイアンツ=20―15)を含めて2戦2勝。開幕から連勝を飾ったのは実に10年ぶりとなった。

 チーフスは敵地ピッツバーグ(ペンシルベニア州)でスティーラーズに42―37(前半21―21)で勝って2勝0敗。今季から先発QBに昇格した2季目のパトリック・マホームズ(22)は28回中23回のパスを成功させ、326ヤードと6TDパスを記録して存在感を示した。

 マホームズは開幕戦(対チャージャーズ)でも4TDをマーク。2試合合計の10TDは従来のNFL最多記録(8)を2つ更新した。

 スティーラーズは1敗1分け。6つのTDパスを許したのはチームのワースト・タイ記録で、地元6万4000人のファンを落胆させるホーム開幕戦となった。

 <その他の結果>

コルツ(1勝1敗)21―9*レッドスキンズ(1勝1敗)

*セインツ(1勝1敗)21―18ブラウンズ(1敗1分け)

*タイタンズ(1勝1敗)20―17テキサンズ(2敗)

ドルフィンズ(2勝)20―12*ジェッツ(1勝1敗)

チャージャーズ(1勝1分け)31―20*ビルズ(2敗)

*ファルコンズ(1勝1敗)31―24パンサーズ(1勝1敗)

*パッカーズ(1勝1分け)29―29(延長)バイキングス(1勝1分け)

*ラムズ(2勝)34―0カージナルス(2敗)

*49ers(1勝1敗)30―27ライオンズ(2敗)

*ブロンコス(2勝)20―19レイダース(2敗)

*カウボーイズ(1勝1敗)20―13ジャイアンツ(2敗)

 *はホーム

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