NBAヒートのウェイドが現役続行を宣言 今季が最後!

[ 2018年9月17日 11:44 ]

現役続行を表明したヒートのウェイド(AP)
Photo By AP

 去就が注目されていたNBAヒートのガードで、ファイナル優勝に3回貢献しているドウェイン・ウェイド(36)が16日、「ONE LAST DANCE」と題したビデオ・メッセージで今季限りの現役続行を表明した。

 約10分に及ぶビデオの中でウェイドは決断に至ったプロセスを説明。「体力的にできるのか?故障や遠征に耐えられるのか?家族とまた離れるのはわがままなのか?」といった4カ月に及ぶ自問自答の末に、「自分はNBAでプレーすることに全力を傾けてきた。それはとても幸せだった。そして最後の1シーズンに自分の持っているものをすべて出したいと思う」という答えを導きだしたことを明らかにした。

 シカゴ出身のウェイドはマーケット大(ウィスコンシン州)から、2003年のドラフト全体5番目にヒートに指名されてNBA入り。2006年のファイナルでマーベリクスを4勝2敗で下して初優勝を飾り、シリーズのMVPにも選出された。

 2012年と13年のファイナルではレブロン・ジェームズ(33=現レイカーズ)らとともに連覇を達成。球宴には12回選出されていた。

 レギュラーシーズンではブルズ、キャバリアーズ時代を含めて通算982試合出場して平均22・5得点。プレーオフでは177試合で22・3得点という成績を残している。

 なおウェイドはヒートと今週中に1年240万ドル(約2億7000万円)で契約を締結する見込み。チームが保有する選手は21人となる。

続きを表示

2018年9月17日のニュース