キプチョゲ 2時間1分39秒!マラソン世界新!ベルリン連覇

[ 2018年9月17日 05:30 ]

ベルリンマラソンで世界新記録を樹立したキプチョゲ(AP)
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 ベルリン・マラソンは16日、ベルリンで行われ、男子はリオ五輪覇者の33歳、エリウド・キプチョゲ(ケニア)が2時間1分39秒の世界新記録で2連覇した。従来の記録を一気に1分18秒短縮。マラソン出場11戦10勝の最強ランナーが世界最速の称号も手にした。

 コースの高低差がほとんどないベルリン・マラソンは世界屈指の高速レースとして知られ、03年以降7度の男子世界記録更新は全てベルリンが舞台。序盤から飛び出したキプチョゲは、ペースメーカーが外れた25キロ半ばからもハイペースを保ち、2位に4分44秒差をつけた。「このレースのためにいい準備をしてきた。ずっと自らを信じていたし、世界記録で走れたことは信じられないほどうれしい」と快挙を喜んだ。

 日本勢は中村匠吾(富士通)が自己ベストの2時間8分16秒で4位。女子はグラディス・チェロノ(ケニア)が大会記録の2時間18分11秒で2連覇を果たし、松田瑞生(ダイハツ)が2時間22分23秒で日本勢最高の5位。2時間27分29秒で10位の小原怜(天満屋)は2レースを合わせたタイムの条件を満たし、来年9月の東京五輪代表選考会「MGC」出場権を獲得した。

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