バックスが地元ミルウォーキーで初勝利 鉄壁のディフェンスで快勝

[ 2018年4月21日 13:41 ]

チーム最多の23得点を挙げたバックスのミドルトン(AP)
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 NBA東地区7位のバックスは20日、地元ミルウォーキーで2位セルティクスを116―92(前半58―35)で撃破。相手のFG成功率を40%にまで抑え込み、粘り強いディフェンスで上位シードのチームに快勝した。

 先発センターのジョン・ヘンソン(27)が腰痛で欠場したが、クリス・ミドルトン(26)が23得点をマークすれば、第1戦と第2戦で計65得点を稼いだヤニス・アデトクンボ(23)は19得点ながら5リバウンド、6アシスト、2スティール、2ブロックショットと好守両面で活躍。ベンチから出た2メートル16のソン・メーカー(21)も14得点と5ブロックショットを記録してヘンソンの穴を埋めた。

 大黒柱のカイリー・アービング(26)を膝の故障で欠きながら地元ボストンで2勝を挙げたセルティクスは、18回のターンオーバーを犯し、前半途中では約11分間にわたってフィールドゴール(FG)の成功がなく悪戦苦闘。第2戦でプレーオフ自己最多の30得点を挙げたジェイレン・ブラウン(21)も29分の出場で11得点にとどまり、決め手を欠いたまま試合終了となった。

 バックスは2001年の東地区決勝(対76ers)からプレーオフでは8シリーズ連続で敗退中。長いトンネルから脱出するには、同じミルウォーキーで行われる第4戦(22日)でも白星を挙げたいところだ。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=セルティクス(40・0%)、バックス(57・0%)

 ▼3点シュート成功率=セルティクス(33・3%)、バックス(48・5%)

 ▼FT成功率=セルティクス(71・4%)、バックス(66・7%)

 ▼リバウンド=セルティクス(45)、バックス(37)

 ▼アシスト=セルティクス(17)、バックス(28)

 ▼ターンオーバー=セルティクス(18)、バックス(9)

 ▼速攻ポイント=セルティクス(18)、バックス(15)

 ▼ペイント内ポイント=セルティクス(42)、バックス(34)

 ▼ベンチスコア=セルティクス(34)、バックス(50)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ホーフォード(セルティクス=16)、ミドルトン(バックス=23)

 ▼チーム最多リバウンド=モンロー(セルティクス=12)、ミドルトン(バックス=8)

 ▼チーム最多アシスト=ロジアー(セルティクス=9)、ミドルトン(バックス=7)

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