柔道の全日本女子選手権 白線入り帯廃止、黒一色に

[ 2018年4月21日 19:24 ]

 22日に横浜文化体育館で行われる柔道の第33回全日本女子選手権で、1986年の第1回大会から使われてきた白線入りの黒帯を廃止し、男子と同じ黒一色の帯が使われることになった。全日本柔道連盟(全柔連)の大迫明伸審判委員長が21日に明らかにした。

 総本山の講道館とともに大会を主催する全柔連は昨年、国内主催大会に出場する女子の帯を男子と統一すると決定。昨年11月の講道館杯全日本体重別選手権から適用している。国際柔道連盟(IJF)は男女を差別するものとし、99年に白線入りの帯を廃止していた。

 体重無差別で女子日本一を決める大会での決定に対し、大迫委員長は「時代が変わり、ルールが(ほぼ)IJFルールに統一された。帯についても世界に(基準を)合わせようという判断だ」と話した。

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2018年4月21日のニュース