暁斗、「覚悟」で極寒突破 自信を持って「4年前とは違う」

[ 2018年2月9日 05:30 ]

韓国入りした渡部暁斗は穏やかな表情を浮かべる
Photo By スポニチ

 ノルディックスキー複合の渡部暁斗(29=北野建設)が、熱いハートで“極寒五輪”を乗り切る。8日、ソウル郊外の金浦空港に到着し、寒さ対策のキーワードに「覚悟」を挙げた。

 「寒いなりに覚悟を持って競技場に向かえばいい。僕だけが寒いわけじゃない」

 今季はW杯で5勝を挙げ、総合ポイントでも首位を走る。14年ソチ五輪の個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得したが、ソチ前のW杯は勝っていなかった。「W杯で優勝してここに乗り込めていて、そこが(4年前と)違う」と自信を口にした。

 個人ノーマルヒルは14日、同ラージヒルは20日、団体は22日に行われる。“キング・オブ・スキー”の称号にふさわしいのは誰か。日本のエースが、世界に答えを提示する。

続きを表示

2018年2月9日のニュース