鉄棒・宮地&跳馬・安里 キング内村の思い背負って種目別決勝へ

[ 2017年10月5日 06:14 ]

4日の練習後に取材に応じた安里
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 体操の世界選手権の男子種目別で決勝に進出した鉄棒の宮地秀享(22=茗渓ク)と跳馬の安里圭亮(24=相好ク)が4日、カナダ・モントリオールでの練習後に取材に応じた。

 宮地はI難度の大技「伸身コバチ2回ひねり(伸身ブレトシュナイダー)」を決めると、「ミヤチ」と命名される。国際連盟は当初、成功した場合の技の名前を「ヒデタカ」と発表していたが、現在は「ミヤチ」としている。「僕的にはミヤチがいい。コバチの最終形はミヤチ」と韻を踏んで笑わせた。

 体操界の頂点に君臨してきた内村航平(28=リンガーハット)が2日の予選で左足首を痛めて途中棄権。6月の全日本種目別の鉄棒は内村が優勝、宮地が2位だった。「航平さんと(世界選手権で)1、2を取りたかった。種目別で負けているので、僕が一番というのを証明して、航平さんの体操は世界一だと見せられたらいい」と意気込む。

 安里も「航平さんの分まで頑張りたい」と気合を入れた。両種目の決勝は8日。個人総合(5日)、床運動(7日)、跳馬で決勝に進出した白井健三(21=日体大)を含めた3人が、キングの思いを背負ってファイナルの舞台に立つ。

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2017年10月5日のニュース