プロバスケの女王はリンクス　ＷＮＢＡファイナルで４度目の優勝

ＷＮＢＡファイナルでＭＶＰとなったリンクスのファウルス＝左（ＡＰ）
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　米女子プロバスケットボール・リーグ（ＷＮＢＡ）は４日、ミネソタ州ミネアポリスでファイナルの最終第５戦を行い、地元のリンクスが８５―７６（前半４１―３５）でスパークスを下して２年ぶり４回目の優勝を飾った。

　両者は昨季のＷＮＢＡファイナルでも対戦し、このときはスパークスが敵地ミネアポリスでの最終戦を制して優勝。しかし今季はリンクスが雪辱した。

　過去１２回の対戦での合計得点は９０８―９０８。実力は互角で第５戦でも勝負は最後までもつれこんだ。スパークスは第４Ｑ残り２分３１秒で１２点差をつけられたが、残り３４秒に３点差まで急追。しかしリンクスはこの日１８得点を挙げたマヤ・ムーア（２８歳）のシュートで突き放して逃げ切った。

　レギュラーシーズンＭＶＰのセンター、シルビア・ファウルス（３１）は１７得点とファイナル新記録となる２０リバウンドをマーク。ファイナルでは２０１５年に続き２度目のＭＶＰに選出された。

　なおスパークスの選手たちは第４戦まで国歌吹奏時のセレモニーでコートに姿を見せなかったが、第５戦では整列した。