卓球日本選手、中国リーグに参戦できず 実力警戒か

[ 2017年10月5日 10:34 ]

 卓球の最高峰、中国スーパーリーグに日本選手が参戦できなくなったことが5日、分かった。日本協会関係者によると、中国協会が同リーグに全ての外国人選手を出場させない方針を固め、平野美宇(エリートアカデミー)が加入予定だったクラブから今月に入って受け入れができない旨の連絡が届いた。強化が進む日本選手を警戒しているとみられる。

 今年は石川佳純(全農)も初参戦を予定していた。少なくとも2020年東京五輪までは参戦できない見込みで、強化の場が一つ失われた。

 これまでも五輪の約1年前から中国側は日本選手の受け入れを制限してきたが、関係者は「3年前は少し早い。中国のメダル独占に向け、日本をターゲットにしている」と分析した。

 同リーグには昨年、平野が挑戦して実力をつけ、今年4月のアジア選手権でリオデジャネイロ五輪女王の丁寧ら中国3選手を破って優勝するなど飛躍につなげた。(共同)

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2017年10月5日のニュース