宇野 冒頭のジャンプは4回転ループに決定 樋口も公式練習で手応え

[ 2017年9月13日 22:28 ]

ロンバルディア杯の公式練習で調整する宇野昌磨
Photo By 共同

 フィギュアスケートのロンバルディア杯は14日、イタリアのベルガモで開幕する。13日に公式練習が行われ、男子で昨季の世界選手権2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子で昨季の全日本選手権2位の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)らが会場で調整した。

 宇野はフリーの曲をかけ、後半のジャンプを重点的に確認。フリップやトーループなど4回転ジャンプも決めた。迷っていたフリー冒頭のジャンプは4回転ループで臨む。「すごく充実した練習ができた。状態は悪くないが、プログラムを滑ってどうなるか」と笑みを浮かべ、平昌冬季五輪シーズンの初戦を楽しみにしている様子だった。

 樋口は前夜に現地入り。ルッツ―トーループの2連続3回転などジャンプを入念に跳び「移動の後にしては体が動いていた」とまずまずの手応えを得た。国際大会はこれが今季初戦。「ジャンプのミスをしないように意識して、最後まで大きく滑りたい」と話した。

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2017年9月13日のニュース