高安＆宇良が３日目から休場　宇良は再出場の可能性も

大相撲秋場所３日目 （ 2017年9月12日    両国国技館 ）

＜秋場所２日目＞貴景勝に突き倒された宇良は自力で歩けず車いすで引き揚げる
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　大関・高安が「右大腿筋群損傷。今後３週間の安静加療を要する見込み」、幕内・宇良が「右膝前十字じん帯損傷。本日から９月場所の休場を要する」との診断書をそれぞれ日本相撲協会に提出し、３日目から休場した。

　高安は１５年秋場所以来２度目、宇良は初めての休場。２人とも２日目の取組で痛めた。高安の師匠、田子ノ浦親方（元幕内・隆の鶴）は「終盤に出るよりも、ちゃんと治した方がいい」と再出場は困難との見方を示した。一方、宇良の師匠、木瀬親方（元幕内・肥後ノ海）は「再出場の可能性もある」と話した。

　３横綱１大関の休場は９９年春場所以来１８年ぶり。当時は横綱が貴乃花、３代目若乃花、曙、大関が千代大海だった。幕内７人の同時休場は野球賭博問題で６人が謹慎した１０年名古屋場所を除けば、０５年名古屋場所以来の多さとなった。