豪栄道、出足に迫力「仕上がっている」 稀勢は攻め手を欠く

[ 2017年9月6日 05:30 ]

妙義龍との稽古で土俵を割る稀勢の里(奥)
Photo By 共同

 尾車部屋での二所ノ関一門連合稽古に一門外から豪栄道が参加し、高安との大関同士の三番稽古で7勝4敗と勝ち越した。

 立ち合いの踏み込み、懐に入ってからの出足に迫力があり「圧力が伝わっている。ある程度仕上がっている」と納得顔だ。同じくカド番だった昨年秋場所は全勝で初優勝しており「そろそろ目立たないと」と賜杯を見据えた。

 左上腕に不安を抱える横綱・稀勢の里は十両の妙義龍、矢後と13番で10勝3敗。左をおっつけられると攻め手を欠いて後退する場面もあり、本調子とは言えない状態だった。

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