宮里藍、67で2打差4位浮上「ここからが勝負どころ」

[ 2017年9月2日 12:03 ]

第2ラウンド、2番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える宮里藍。通算8アンダー
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 米女子ゴルフのポートランド・クラシックは1日、オレゴン州ポートランドのコロンビアエッジウオーターCC(パー72)で第2ラウンドが行われ、今季限りで引退する初日18位の宮里藍は6バーディー、1ボギーで67をマークし、通算8アンダーの136で首位と2打差の4位に浮上した。

 2位で出た畑岡奈紗は70で回り、通算7アンダーで7位に下がった。69で回った上原彩子は3アンダーで38位、71の横峯さくらは1アンダーの63位で予選を通過したが、宮里美香は76と崩れ、3オーバーで予選落ち。

 64を出したステーシー・ルイス(米国)、田仁智(韓国)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が通算10アンダーで首位に並んだ。

 ▼宮里藍の話 ショットで取れたバーディーも多く、非常にミスの少ないラウンドだった。パットもしっかりと打ててストレスのない1日だった。でもまだ半分終わったばかり。ここからが自分の勝負どころだと思う。

 ▼畑岡奈紗の話 ショットは初日ほど良くなかったけど、いいパーパットが決まってくれた。スタート前に(宮里)藍さんのスコアを見て、私もと思った。最終日、最終組で藍さんと回れたら一番うれしい。

 ▼上原彩子の話 予選通過が気になるところだったが、終盤の難しいホールでいいバーディーが決まってくれた。コーチとショットの修正をして、だいぶ良くなった。(宮里)藍ちゃんがすごく頑張っているので、私も頑張りたい。

 ▼横峯さくらの話 ショットの状態に波があって、パー5で二つボギーにしたのがもったいなかった。最後はパーを取らないと予選落ちという状態で、気持ちを切らさずプレーできた。あと2日もしっかり戦いたい。

 ▼宮里美香の話 パットが全然入らず、波に乗れなかった。ショットが良かっただけに、すごく気持ち(のコントロール)が難しかった。パットはライン読みの問題もあるかもしれない。(共同)

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2017年9月2日のニュース