シャラポワ、16強進出 ワイルドカード対決にストレート勝ち

[ 2017年9月2日 12:42 ]

全米オープン女子シングルス3回戦   シャラポワ7―5、6―2ケネン ( 2017年9月1日    ニューヨーク )

3回戦に出場したマリア・シャラポワ(AP)
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 テニスの全米オープンは1日(日本時間2日)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで第5日のナイトセッションが行われ、第2試合の女子シングルス3回戦では元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)と同139位のソフィア・ケネン(米国)が初対戦。シャラポワが7―5、6―2のストレートで勝利し、4回戦進出を決めた。

 ワイルドカード(主催者推薦)同士の対決となり、両者は今回が初対戦。第1セットは、第1ゲームをキープしたシャラポワが第2ゲームからブレーク。第3、7ゲームはブレークバックを許し、徐々に調子を上げてきたケネンに苦戦したが、第12ゲームをブレークして7―5でこのセットを奪取した。

 第2セットでも、第2ゲームでシャラポワがブレーク。第5ゲームでブレークバックされたが、第6ゲームから3ゲームを連取して6―2とこのセットをものにした。次戦はアナスタシヤ・セバストワ(ラトビア)と対戦する。

 ▼シャラポワの話 彼女とは初対戦。相手は失うものがなかった。どんどん飛び込んできたので、危険だった。調子は良くなかったし、ミスも多かった。明日練習して次戦に備えたい。

 シャラポワはドーピング違反による1年3カ月の資格停止処分から4月に戦列に復帰して以来、初の4大大会。全米出場は3年ぶりとなった。1回戦では第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に6―4、4―6、6―3で勝利。2回戦はティメア・バボス(ハンガリー)との熱戦を7―6、4―6、1―6で制していた。

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