ヤマハの五郎丸がスクラムも!トップリーグ通算100試合出場も黒星

[ 2017年9月2日 18:03 ]

<サントリー・ヤマハ発動機>ヤマハ発動機は前半38分、五郎丸がスクラムに加わる
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 昨季1、2位の対決となったラグビー・トップリーグのサントリーVSヤマハ発動機は2日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、サントリーが27―24で勝ち、開幕3連勝とした。ヤマハ発動機は今季初黒星で2勝1敗。

 ヤマハ発動機のFB五郎丸歩は先発出場。日本復帰後初めての秩父宮でのゲームで、トップリーグ通算100試合出場を達成した。風下の前半は陣地を稼ぐロングタッチキックや安定したハイパントキャッチなどでチームに貢献。シンビン(10分間退場)で味方が1人少ない前半38分にはマイボールスクラムでフランカーの位置に入って押すシーンもあり、観客席は驚きでどよめいた。

 試合はサントリーが前半12分にWTB江見のトライで先制したが、スクラムで優位に立ったヤマハ発動機が五郎丸のPGとSH矢冨のトライで10―7と逆転。しかしサントリーは34分、相手ハイタックルの反則からSO小野がPGを決めて追いつくと、前半終了間際にはWTB中鶴のインターセプトからCTB村田が独走トライを挙げて17―10とリードした。

 後半10分にはヤマハ発動機がWTBファンデンヒーファーの快走からWTB伊東が右隅へトライを決め、五郎丸が難しい角度からのコンバージョンを成功させて17―17の同点。21分にはサントリーがホールディングの反則を誘い、小野のPGで20―17と再びリードした。だが、ヤマハ発動機も30分にナンバー8堀江がポスト左へ飛び込み、ビデオ判定でトライが認められて24―20と再逆転。残り3分からはサントリーがボールを動かしてつなぎまくり、ヤマハ発動機が必死に止める死闘が繰り広げられ、最後はPKからの速攻で小野が左中間に飛び込む“サヨナラ・トライ”でサントリーが逆転勝ちした。五郎丸は3ゴール1PGを全て成功させ、9得点だった。

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2017年9月2日のニュース