古賀 男子50背泳ぎ銀!かつてのエース、8年ぶりの表彰台

[ 2017年7月31日 05:30 ]

水泳世界選手権最終日 ( 2017年7月30日    ハンガリー・ブダペスト )

男子50メートル背泳ぎ表彰、2位の古賀
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 男子50メートル背泳ぎ決勝で、古賀淳也(30=第一三共)が24秒51で銀メダルを獲得した。100メートルで優勝し、50メートルで2位となった09年ローマ大会以来8年ぶりの世界の表彰台となった。

 「狙っていたのは金なので非常に残念。ちょっと力んで最後に失速した。もう少し、冷静にレースを進められれば良かった」と振り返った。それでも、「(8年ぶりのメダルは)純粋に喜びたい」と笑顔も見せた。

 背泳ぎのエースと期待されながら、12年ロンドン五輪の代表選考会で落選。16年リオ五輪も背泳ぎの代表を逃し、“専門外”の自由形のリレーメンバーで代表に滑り込んだ。今大会もリレーで代表に選出されたが、背泳ぎへの情熱は消えていなかった。非五輪種目の50メートル背泳ぎにエントリー。抜群のスタート技術とスプリント力を持ち「50メートル背泳ぎは自分が世界一だと思っている」と胸を張る男は再び専門種目の背泳ぎで世界のトップと戦える力を示した。

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