稀勢 夏巡業途中参加も 8・14釜石での復興土俵入り視野に

[ 2017年7月31日 05:30 ]

横綱・稀勢の里
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 夏場所、名古屋場所と2場所連続で途中休場した大相撲の横綱・稀勢の里(田子ノ浦部屋)が、夏巡業に途中参加する可能性が30日、浮上した。夏巡業がスタートした岐阜県岐阜市で30日、玉ノ井巡業部副部長(元大関・栃東)は「稀勢の里と日馬富士については途中から出ると聞いている。どこで、ということは聞いてない」と現状を説明した。

 復帰時期について、師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は、8月14日に岩手県釜石市で行われる復興土俵入りを念頭に「できるだけ、そういうのは参加した方がいい」と意見を述べた。

 稀勢の里は左上腕部と左足首を痛めており、場所後の横綱審議委員会では秋場所の全休を容認する意見も出ているだけに、今後の巡業への対応が注目される。

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