男子日本代表 アイクマン監督「20年に世界10位以内が目標」

[ 2017年6月21日 17:25 ]

記念撮影に応じるアンソニー・ファリー女子監督とシークフリート・アイクマン男子監督
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 ホッケーの日本代表監督に就任した元日本代表監督で男子のシークフリード・アイクマン監督(58、オランダ)と、リオ五輪でカナダ男子代表監督を務めた女子のアンソニー・ファリー監督(43、オーストラリア)が21日、東京都内で就任会見に臨んだ。

 11年以来の監督復帰となるアイクマン氏は「2020年に世界ランキング10位以内が目標」、ファリー氏は「東京五輪以降も続くチームをつくりあげたい」と意気込みを語った。

 男子の代表監督は異例の再登板となった。アイクマン監督は、09〜11年まで代表監督として指導したが、成績不振を理由に解任。6年ぶりとなる“サムライ・ジャパン”への復帰に「もう1度、監督ができて光栄。日本の強みと欧州の強みを組み合わせれば強いサムライジャパンができる」と抱負を語った。

 日本協会の寺本祐治専務理事は「アイクマン監督は選手を作り出す手腕に加え、国内での評価も高かった。東京五輪までは短期なので、1度見てもらっている即戦力のアイクマン監督がいいだろうということになった」と経緯を説明した。

 ワールドリーグセミファイナル(7月、南アフリカ)に出場する男女の日本代表選手も併せて発表。男子の三谷元騎は「ワールドリーグでW杯出場権を獲得することはもちろん、20年に向けてもいいスタートを切りたい」、女子の狩野真美は「今までにない環境でホッケーすることは自分にとってもプラスになる。W杯出場枠獲得のために、チーム一丸となって戦いたい」と話していた。

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2017年6月21日のニュース