ナダル2年連続10度目V「夢のようなスタート」

[ 2017年5月1日 10:24 ]

 男子テニスのバルセロナ・オープンは30日に決勝が行われ、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第4シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を6―4、6―1のストレートで下し、2年連続10度目の大会制覇を飾った。

 同じく大会10度目の優勝を飾った前週のモンテカルロ・マスターズに続いてのクレーコート2連勝。「夢のようなクレーシーズンのスタートになった」と白い歯を見せた。準決勝で世界1位のA・マリー(英国)を破ったティエムに対し、一度もブレークを許さなかった。「第1セットを取れたのが大きかった。自分の方がチャンスは多かったが競った展開だったからね」。今大会5試合でサービスゲームを破られたのは2回だけ。安定したゲーム運びで再び頂点に上りつめた。同じく10度目の優勝に挑む全仏オープン(28日開幕)に向けて、赤土の王者はますます勢いづいてきた。

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2017年5月1日のニュース