ウォリアーズ 3連敗のあと4連勝 トンプソン 7本の3点シュートなど34得点

[ 2017年3月21日 16:29 ]

サンダー戦で34得点をマークしたウォリアーズのトンプソン(AP)
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 NBAは20日に各地で7試合を行い、リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでサンダーを111―95(前半59―39)で下して56勝14敗。クレイ・トンプソン(27歳)が7本の3点シュートなどで34得点を稼ぎ、チームは3連敗のあと4連勝を飾った。

 ステファン・カリー(29歳)も7本の3点シュートを成功させて23得点。ただし前半終了間際のジャンプボールでポジションを取り合ったサンダーのセマージェイ・クリストン(24歳)と小競り合いを演じ、テクニカル・ファウルをコールされる場面もあった。

 サンダーの連勝は5で止まって40勝30敗。このカードは今季4戦全敗で合計点差は79点となった。

 ラッセル・ウエストブルック(28歳)は15得点、8リバウンド、7アシスト。残り12試合でリバウンドを87(平均7・3)、アシストを99(平均8・3)を加えると、1961年シーズンのオスカー・ロバートソン(元ロイヤルズ)以来となる年間トリプルダブルを達成することが可能になっている。

 西地区全体3位のロケッツは地元ヒューストンで8位ナゲッツに125―124(前半63―65)で競り勝って49勝22敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)は39得点、7リバウンド、11アシストに終わって5試合連続のトリプルダブルを逃したが、1点を追って迎えた残り2・4秒にワンマン速攻から決勝のレイアップを決めた。

 ナゲッツは連敗で33勝37敗。西地区全体9位のトレイルブレイザーズとは0・5ゲーム差となってプレーオフ進出に赤信号が点灯した。

 東地区全体2位のセルティクスは地元ボストンで3位ウィザーズに110―102(前半58―47)で勝って45勝26敗。右膝を打撲していたアイゼイア・トーマス(28歳)が3試合ぶりに戦列に復帰し、25得点を稼いで大事な試合をものにした。

 ウィザーズは連敗を喫して42勝28敗。セルティクスとのゲーム差は2・5に広がった。

 <その他の結果>

ペイサーズ107―100ジャズ、ホーネッツ105―90ホークス、マジック112―109(延長)76ers、クリッパーズ114―105ニックス

 <東地区全体順位>

(1)*キャバリアーズ(46勝23敗)(2)セルティクス(45勝26敗)(3)ウィザーズ(42勝28敗)(4)ラプターズ(41勝29敗)(5)ホークス(37勝33敗)(6)ペイサーズ(36勝34敗)(7)バックス(34勝35敗)(8)ピストンズ(34勝36敗)(9)ヒート(34勝36敗)(10)ブルズ(33勝37敗)(11)ホーネッツ(31勝39敗)(12)ニックス(27勝43敗)(13)76ers(26勝44敗)(14)マジック(25勝45敗)(15)ネッツ(13勝56敗)

 <西地区全体順位>

(1)*ウォリアーズ(56勝14敗)(2)*スパーズ(53勝16敗)(3)*ロケッツ(49勝22敗)(4)ジャズ(43勝28敗)(5)クリッパーズ(42勝29敗)(6)サンダー(40勝30敗)(7)グリズリーズ(40勝30敗)(8)ナゲッツ(33勝37敗)(9)トレイルブレイザーズ(32勝37敗)(10)マーベリクス(30勝39敗)(11)ペリカンズ(29勝41敗)(12)ティンバーウルブス(28勝41敗)(13)キングス(27勝43敗)(14)サンズ(22勝48敗)(15)レイカーズ(20勝50敗)

 *はプレーオフ進出が確定。ポストシーズンに参加できるのは両地区上位8チームまで。

<22日のテレビ放送>

レイカーズ―クリッパーズ

WOWOWライブ 11時30分〜

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