松山5ボギー45位 Pランク1位返り咲きも「慰めにならない」

[ 2017年3月21日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー アーノルド・パーマー招待最終日 ( 2017年3月19日    米フロリダ州オーランド ベイヒル・クラブ=7419ヤード、パー72 )

最終ラウンド、通算2オーバーでホールアウトする松山英樹(左)。45位に終わった=ベイヒル・クラブ
Photo By 共同

 24位から出た松山英樹(25=LEXUS)は1バーディー、5ボギーの76と振るわず通算2オーバーの290で45位だった。69で回ったマーク・リーシュマン(33=オーストラリア)が通算11アンダーでツアー通算2勝目を挙げた。

 マスターズ前最後のストロークプレーのラウンドは1バーディー、5ボギー。精彩を欠いた松山は「何もいいところがなかった。最後の方は少し気持ちも切れていた」といら立ちをにじませた。

 1番はグリーン奥のバンカーに入れてボギー先行。以降はパーを拾うのが精いっぱい。「頑張っていたが、一向に良くならない。どうしたらいいのかな」。バーディーは511ヤードと短いパー5の16番で奪っただけだ。

 パーオン率50%とフェアウエーキープ率の42・86%は4日間で最低。69を出した第2ラウンドに関しても「宝くじみたいなもの」と一蹴。今大会を欠場したジャスティン・トーマス(米国)に代わり獲得ポイントのランキング1位に返り咲いたが「全く慰めにならない」と意に介さない。

 メジャー初戦まで実戦は22日開幕のデル・マッチプレーのみ。「普通にいいプレーができればいい。勝ち負けより、自分のいいプレーができるように」と切実だった。

続きを表示

2017年3月21日のニュース