日馬「まだ力が出ない」稽古で2勝7敗 1・8初場所へ暗雲

[ 2016年12月31日 05:30 ]

ダンベルを使ってトレーニングする日馬富士
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 大相撲の横綱・日馬富士(32=伊勢ケ浜部屋)の調整が遅れている。東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で十両・誉富士と稽古を行い、9番で2勝7敗。立ち合いでしっかり踏み込めず、いなされると簡単にバランスを崩すなど精彩を欠いた。

 28日の横審稽古総見でも、稀勢の里、豪栄道の両大関に4戦全敗。「まだ力が出ない。でも(初日まで)10日くらいあるし」と話したものの、表情はさえなかった。今年は3年ぶりに年6場所で休場がなく「気持ちよく自分の相撲を取れた」という。だが、古傷の両足首などの状態は思わしくなく、不安を抱えたまま初場所(来年1月8日初日、両国国技館)を迎えることになりそうだ。

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2016年12月31日のニュース