沙羅がW杯開幕2連勝で通算46勝目、ニッカネンに並んだ

[ 2016年12月4日 00:21 ]

第2戦で優勝した高梨(中)2位の伊藤(左)3位のザイフリーズベルガー(AP)
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は3日、ノルウェーのリレハンメルで個人第2戦(HS100メートル、K点90メートル)を行い、高梨沙羅(20=クラレ)が合計268・1点で優勝、開幕2連勝となるW杯通算46勝目を飾った。2位には255・4点の伊藤有希(22=土屋ホーム)が入った。日本勢は2戦連続のワンツーフィニッシュとなった。

 1回目に95・5メートルを飛んで首位に立った高梨は2回目も最長不倒の98・0メートルをマークして開幕2連勝。2季連続4度目の個人総合優勝に向け、好スタートを切った。

 前日の開幕戦で自己最高タイとなる2位に入った伊藤は1回目に95・0メートルを飛んで2位につけると、2回目も95・0メートルと高梨に続いた。46勝目は男子で「鳥人」と呼ばれたマッチ・ニッカネン(フィンランド)に並び、男女を通じて歴代2位となった。通算最多は、男子のシュリーレンツァウアー(オーストリア)の53勝。

 勢藤優花(19=北海道メディカルスポーツ専門学校)は200・3点で24位、岩渕香里(23=北野建設)は191・1点で27位だった。

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