美帆 W杯3000M初の表彰台「理想のレース」

[ 2016年12月3日 05:30 ]

女子3000メートルで3位になり、表彰台で笑顔の高木美帆
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 スピードスケートW杯第3戦はカザフスタン・アスタナで開幕し、女子3000メートルの高木美帆(日体大)が4分5秒68で3位に入った。この種目で初めての表彰台。マルティナ・サブリコバ(チェコ)が優勝し、押切美沙紀(富士急)は16位だった。女子500メートルで3連勝中の小平奈緒(相沢病院)は調整を優先し、欠場した。

 3000メートルを4分5秒68の好タイムで滑った高木美が、この種目で初めての表彰台に立ち、「自分がやろうとしたレースができ、一つのステップが踏めた。うまく気持ちをコントロールできた。周りの人たちに助けてもらった」と今季の成長と好調ぶりを改めて示した。2週前のW杯第2戦長野大会で4分6秒台を出し、国内最高記録を塗り替えたばかり。今大会は序盤に勢いを付けるとラップも32秒台までにまとめ、狙ったメダルを手にした。

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2016年12月3日のニュース