カウボーイズ チーム記録の連勝を「10」に更新

[ 2016年11月25日 16:03 ]

チームの10連勝に貢献したQBプレスコット(4)とRBエリオット(21)の新人コンビ(AP)
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 NFLは感謝祭の24日に各地で第12週の3試合を行い、カウボーイズは地元アーリントン(テキサス州)でレッドスキンズを31―26(前半17―6)で下してチーム記録となっている連勝を「10」に更新した。QBダク・プレスコット(23歳)はパスとランで1TDずつをマークし、RBイジキール・エリオット(21歳)は20回のキャリーで97ヤードと2TDランを奪取。新人コンビの活躍でさらに白星をひとつ追加した。

 プレスコットのランTDは今季5つ目となり、ドン・メレディス(故人)が50年前にマークしていたチームのQB最多ランTD記録とタイ。リーディング・ラッシャーとなっているエリオットの今季ラン獲得は1199ヤードに達した。

 レッドスキンズは9月18日(●23―27)に続いてこのカードで敗れ、感謝祭でのカウボーイズ戦は8戦7敗。QBカーク・カズンズ(28歳)が53回のパス試投で41回を成功させて、449ヤードと3TDを稼いだが勝利には届かなかった。この結果、NFC東地区の順位は24日終了時点で、1位カウボーイズ(10勝1敗)、2位ジャイアンツ(7勝3敗)、3位レッドスキンズ(6勝4敗1分け)、4位イーグルス(5勝5敗)となった。

 前週までNFC北地区で首位に並んでいたライオンズとバイキングスはデトロイト(ミシガン州)で激突。地元のライオンズが16―13(前半10―7)で競り勝って7勝4敗となり、6勝5敗のバイキングスに1ゲーム差をつけた。試合は最後まで接戦。しかしライオンズは終了寸前にキッカーのマット・プレイター(32歳)が40ヤードのFGを成功させて勝負を決めた。

 AFC北地区の首位を争っているスティーラーズは敵地インディアナポリス(インディアナ州)でコルツに28―7(前半21―7)で勝って6勝5敗。QBベン・ロスリスバーガー(34歳)とWRアントニオ・ブラウン(28歳)のホットラインで3つのTDをマークして勝利を収め、暫定的ながら同地区で2位レイブンズに0・5ゲーム差をつけた。

 AFC南地区の優勝争いに絡んでいる地元のコルツは大黒柱のQBアンドリュー・ラック(27歳)が脳振とうの影響で欠場。ほとんど実績のないスコット・トルジーン(29歳)を代役として起用したが、2度のインターセプトを喫してオフェンスでリズムを築くことはできなかった。

 なおAFC南地区ではテキサンズ(6勝4敗)で首位。コルツとタイタンズが5勝6敗で2位に並んでいる。

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