44歳葛西「悔しい」18位 W杯ジャンプが開幕

[ 2016年11月26日 03:35 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は25日、フィンランドのルカで開幕、個人第1戦(ヒルサイズ=HS142メートル)が行われ、昨季個人総合8位で44歳の葛西紀明(土屋ホーム)は136・5メートル、129・5メートルの合計288・6点で18位に終わった。

 17歳のドメン・プレブツ(スロベニア)が138・5メートル、140・5メートルの321・8点でW杯初勝利を挙げた。竹内択(北野建設)が日本勢最高の12位となり、伊東大貴(雪印メグミルク)は13位、作山憲斗(北野建設)は28位。2回目に進めなかった小林陵侑(土屋ホーム)は33位だった。

 ▼葛西紀明の話 (着地を乱した1回目は)140メートルを狙っていた。ぎりぎりまで粘ったから、テレマーク姿勢が入らなかった。トップ10は必ず入りたいと思っていたので悔しい。

 ▼竹内択の話 1回目はルカに来て一番いいジャンプができた。(前日の)練習から不安を抱えていたが、試合には合わせられた。助走姿勢が合えば、もう少し安定してくる。

 ▼伊東大貴の話 ずっとしっくりきていなかったが(2回目の前に)コーチに指摘されたところを修正したら、ちょっと良くなった。初戦だったので(結果に)ナーバスにならないようにしたい。

 ▼作山憲斗の話 2回目は条件が良かったが失敗した。自分でも分かるミスをしてしまった。課題は残ったが、ハイレベルの中でW杯得点(30位以内)を取れたのは、序盤にしては上出来かなと思う。

 ▼小林陵侑の話 飛び出しの時に(しっかり)踏み切ろうと力んでしまった。すごくレベルが高い。130メートルを越えて着地した時は(1回目を)通ったと思ったが、通らなかった。

続きを表示

2016年11月25日のニュース