白鵬支える“家族の絆”紗代子夫人「子供たちにとって自慢の父親」

[ 2016年11月16日 05:30 ]

大相撲九州場所3日目 ( 2016年11月15日    福岡国際センター )

(2007年夏場所)優勝した白鵬と紗代子夫人

 横綱を献身的に支える紗代子夫人が“家族の絆”についてスポニチ本紙にコメントを寄せた。白鵬一家を支えているものは「信頼と尊敬です」と断言する。妻から見た夫の素顔は「時には厳しいですが、基本的にとても優しいです。子供たちにとって憧れの存在であり、自慢の父親です」と明かした。

 一番近い距離で横綱のストイックな姿を何度も目撃してきた。「稽古が休みの日や就寝前でも書籍やビデオなどで日本の歴史や大相撲などについて学び、日々努力を怠らず、研究熱心なところ」を最も尊敬しており、だからこそ「万全の体調で稽古や取組に専念できるように、家庭のことや子供のことなど余計な心配をかけないように心掛けています」と夫が相撲に集中できる環境を整えてきた。

 ケガを乗り越えての通算1000勝。「秋場所を休場し、手術室から出てきた主人の姿を見た時は家族みんなで涙しました」と振り返り、そんなつらい時こそ「目の前に見えることだけに一喜一憂せず、感情的になりすぎず、物事を客観的に捉えられるよう、主人の心の声に寄り添えるように心掛けています」と誰よりも平静を保っている。2020年まで現役続行を希望する夫。「本人が現役を続けたいと願う限り、何があっても陰ながら支えていきたいです」と今後も家族で支えることを誓った。

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2016年11月16日のニュース