セブンズ新体制 HCにカラウナ氏 リオ率いた瀬川氏は無念退任

[ 2016年11月11日 05:30 ]

 日本ラグビー協会は10日、7人制男子の日本代表ヘッドコーチ(HC)としてリオデジャネイロ五輪4位に導いた瀬川智広氏(46)が退任し、後任に10月までニュージーランド7人制代表でアシスタントコーチを務め、日本でもプレー経験のあるダミアン・カラウナ氏(41)が就任したと発表した。

 契約期間は18年5月末までで、手腕を評価した上で20年東京五輪まで続投させるかを決める。会見に臨んだ本城和彦セブンズディレクターは「新しい視点、知見を取り入れる必要がある。この先のセブンズを任せられる数少ない人物」と説明した。15人制のジェイミー・ジョセフHCとは旧知の間柄で、19年W杯日本大会、東京五輪に向けて連携し強化を図れるメリットもある。新HCは11日に来日予定。初陣のワールドシリーズ第1戦ドバイ大会(12月2、3日)に向け、今月17日から合宿を開始する。

 ≪瀬川氏無念退任≫退任が決まった瀬川氏は「20年は必ず獲るという強い思いがあり、まだ続けるつもりだった」と会見で無念の思いを語った。なおリオ五輪10位に終わった女子は浅見敬子HC(39)に代わり稲田仁氏(33)がHC代行に就任。外国人指導者と交渉を進めており、来年2月をめどに新HCを選定する。

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2016年11月11日のニュース