イシンバエワさん、資格停止中のロ陸連会長選に立候補 組織再建へ意欲

[ 2016年11月11日 09:17 ]

 組織的なドーピング問題で資格停止処分を受けているロシア陸連は10日、女子棒高跳びの世界記録保持者で8月に現役引退を表明したエレーナ・イシンバエワさんら4人が12月9日に行われる新会長選に立候補したと発表した。現行のシリャフチン会長、ブトフ事務局長、北京五輪の男子走り高跳びで優勝したアンドレイ・シルノフさんも名を連ねた。

 ロシアは陸上の代表チームとしてリオデジャネイロ五輪参加を禁じられた。自身の潔白を主張した34歳のイシンバエワさんは国際陸連に処分解除を働き掛け、組織再建へ意欲を示している。8月には国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員にも選出された。

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2016年11月11日のニュース