伊調 20年東京五輪公式ウエア提案「みんな着物で出られたら」

[ 2016年10月28日 05:30 ]

国民栄誉賞授与式で、記念品の京都・西陣産の帯を受け取るレスリング女子58キロ級の伊調馨選手
Photo By 共同

 レスリング女子の伊調馨(32=ALSOK)が20年東京五輪の日本選手団公式ウエアに着物を提案した。

 27日、神奈川県川崎市の専大生田キャンパスで行われた20年東京五輪に向けたシンポジウムにパラ陸上の山本篤(スズキ浜松AC)、馳浩衆院議員、スポーツ庁の鈴木大地長官らと参加。「東京五輪の開会式はみんな着物で出られたらいいな」と語った。

 国民栄誉賞の受賞会見では「和装文化を伝えていきたい」と語り、同賞の記念品に金色の帯を贈呈された。なお、自身の今後について「選手としてやるのか、指導者としてやるのか、じっくりと考えたい」とこれまでと同様に明言を避けた。

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2016年10月28日のニュース