ブルズ移籍のウェイド　地元開幕戦で22得点、貴重３Ｐも決めた

[ 2016年10月28日 16:07 ]

　開幕３日目を迎えたＮＢＡは２７日に各地で４試合を行い、ヒートからブルズに移籍したドウェイン・ウェイド（３４歳）が故郷でもある地元シカゴでの開幕戦（対セルティクス）に先発。３２分の出場で２２得点を挙げ、１０１―９９で迎えた第４Ｑの残り２６秒には貴重な３点シュートを決めた。試合は１０５―９９（前半５７―４９）で勝ってブルズは白星発進。ジミー・バトラー（２７歳）も２４得点と奮闘した。かつてセルティクスに在籍し、昨季はキングスでプレーしていたライジョン・ロンド（３０歳）は３３分の出場で４得点、６リバウンド、９アシスト。フィールドゴール（ＦＧ）の成功は９本中１本のみだった。

　セルティクスは１勝１敗。ドラフト全体３番目に指名されたフォワードのジェイレン・ブラウン（２０歳）はベンチから出て２０分プレーしたものの８得点に終わった。

　ホークスも地元アトランタでの開幕戦でウィザーズを１１４―９９（前半５７―５６）で退けて白星スタート。フォワードのポール・ミルサップ（３１歳）が２８得点を稼ぎ、ロケッツから移籍してきたセンター、ドワイト・ハワード（３０歳）は１１得点と１９リバウンドをマークした。

　ウィザーズはマーキーフ・モリス（２７歳）が２２得点を記録したものの黒星。ジョン・ウォール（２６歳）は１２得点１０アシストをマークしたが、ＦＧ成功は１５本中３本のみだった。

　初戦でウォリアーズに快勝したスパーズは敵地サクラメントでキングスも１０２―９４（前半５３―５７）退けて連勝。ウォリアーズ戦で３５得点を稼いだカワイ・レナード（２５歳）はこの日も３０得点をマークするなど、引退したティム・ダンカン（４０歳）に代わる新大黒柱としての存在感を十二分に発揮している。

　キングスは１勝１敗。センターのディマーカス・カズンズ（２６歳）が３７得点をたたき出したものの、後半に試合をひっくり返された。

　クリッパーズは地元ロサンゼルスでの開幕戦でトレイルブレイザーズに１１４―１０６（前半５８―４９）で勝利。フォワードのブレイク・グリフィン（２７歳）とガードのクリス・ポール（３１歳）がともに２７得点をマークしてチームを引っ張った。

　トレイルブレイザーズは１勝１敗。ダミアン・リラード（２６歳）は２９得点と１０アシストを記録したものの、勝機は築けなかった。

　＜２８日の試合＞

ラプターズ対キャバリアーズ（２９日午前８時からＷＯＷＯＷライブで生中継）、ネッツ対ペイサーズ、ピストンズ対マジック、ヒート対ホーネッツ、サンダー対サンズ、マーベリクス対ロケッツ、ジャズ対レイカーズ、ペリカンズ対ウォリアーズ