キム・ヨナさんら機運盛り上げ 平昌冬季五輪まで500日イベント

[ 2016年9月27日 21:48 ]

平昌五輪まで500日を記念し、ソウルで開かれたイベント

 2018年に韓国北東部の平昌で行われる冬季五輪の開幕まで500日となった27日、ソウルで記念行事が開かれた。漢江のそばで開かれたイベントではカウントダウンがあり、花火が披露された。大会の広報大使で10年バンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダルのキム・ヨナさんは「みんなが幸せな五輪になるよう努力しなければ」と話し、機運を盛り上げた。

 大会は平昌と近隣の江陵を舞台に18年2月9~25日に開かれる。韓国では1988年ソウル夏季大会以来となる五輪開催の雰囲気を高めようと、今後もイベントが続く。

 競技施設の工事は順調に進んでいる。聯合ニュースによると、新設される6カ所の競技会場で工事の平均進捗率は88%に達し、年内にほぼ完成する予定だ。イベントでは大会組織委の李熙範会長が「韓国だけの行事ではなく世界の祝祭になるよう応援してほしい」と述べ、朴槿恵大統領もビデオメッセージを寄せた。

 李氏は26日に聯合ニュースが報じたインタビューで、北朝鮮の大会参加に「平昌五輪は国際オリンピック委員会(IOC)に加盟する全ての国・地域に開かれている。北朝鮮も例外ではない」と述べ、前向きな姿勢を見せた。(共同)

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