萩野 欧州グランプリで2冠!“因縁の地”で好成績に「自信」

[ 2016年6月10日 05:30 ]

欧州遠征出発前に会見する萩野

 競泳の欧州グランプリは8日、フランスのカネで行われ、男子でリオデジャネイロ五輪代表の萩野公介(東洋大)は400メートル個人メドレーを4分9秒52と及第点のタイムで制した。200メートル背泳ぎも1分58秒29で勝ち、200メートル自由形は1分47秒69で3位に入った。

 昨年6月末、カネでの合宿中に練習場へ自転車で移動している時に転倒。右肘を骨折し、世界選手権を棒に振った。因縁の地でまずまずの結果を残し「帰ってきたんだな」としみじみと語った。 5月末に日本を離れ、本番まで2カ月半、欧州で鍛える。最後の仕上げの段階に入った金メダル候補は「まずはうまく滑り出せた。自信になる」と手応えを口にした。

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2016年6月10日のニュース