正代 地元熊本で子供たちと交流 7月の名古屋場所へ活力

[ 2016年6月10日 05:30 ]

熊本県益城町で小学生と相撲を取る正代関

 熊本県出身の幕内・正代(時津風部屋)、佐田の海(境川部屋)、十両・天鎧鵬(尾上部屋)らが午前中に熊本県庁を訪れ、蒲島郁夫知事に熊本地震からの復興支援募金の目録を贈呈した。午後には2度も震度7の揺れに襲われた益城町の広安小などを慰問し、相撲を取ったり、児童の質問に答えたりして交流した。

 日本相撲協会と力士会は4月の春巡業や5月の夏場所などで募金活動を実施。熊本県への寄付は461万814円に上った。九州場所担当部長の境川親方(元小結・両国)は「何らかの形で被災地の皆さんを(11月の九州場所に)ご招待することも考えていきたい」と話した。正代は「子供たちにも喜んでもらえたし、名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)では見ている人が沸くような相撲を取りたい」と刺激を受けた様子だった。

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2016年6月10日のニュース