ナダル 左手首完治せずウィンブルドン欠場を発表

[ 2016年6月10日 01:39 ]

手首の故障でウィンブルドンを欠場するナダル(AP)

 世界ランキング4位のラファエル・ナダル(30=スペイン)が9日、自身のフェイスブックで27日開幕の四大大会第3戦のウィンブルドン選手権を左手首の負傷のため欠場すると発表した。

 ナダルは「難しい決断だった」としながらも、全仏オープンで負った左手首のけがは「治るのに時間がかかるもの」と説明。医師と話し合いの結果、欠場を決断したとつづっている。

 左手首の痛みはマドリード・オープン準々決勝のソウザ(ポルトガル)戦から感じており、準々決勝で敗れたイタリア国際後に症状が悪化。10度目の優勝を目指した先の全仏オープンの2回戦後に棄権。「現時点で手術は考えていない」と述べ、次の四大大会のウィンブルドン選手権に向けて準備する考えを示していた。

 ナダルはウィンブルドンでは2011年に決勝に進出したものの、ここ4年は一昨年の4回戦進出が最高となっている。

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