日本の美女も負けてない!森美穂 自己ベスト69で10位発進

[ 2016年6月10日 05:30 ]

3アンダーと好スタートを切った森美穂

女子ゴルフツアーサントリー・レディース 第1日

(6月9日 兵庫県神戸市 六甲国際ゴルフ倶楽部=6511ヤード、パー72)
 アイドルゴルファーの森美穂(23=京セラ)が今季初の60台となる69を出し、3アンダーで首位と3打差の10位発進した。強く握っていたグリップを柔らかく持ったところ、得意のパットが復調した。11戦連続予選落ちからの脱出に光が見えた。韓国の美人プロのキム・ハヌル(27)とイ・ボミ(27)が6アンダーで首位に立った。

 日本の美女だって負けていない。森が10位発進。韓国美人プロ2人が首位に立つ中、11戦連続予選落ちのどん底に低迷していたアイドルゴルファーが6バーディー、3ボギーと気を吐いた。

 「こんなに落ちるのは人生初めて。でも、意外と心は折れてませんでした。どうしようもないゴルフをしていたわけではなかったので」

 長いバーディートライを次々沈めた。6番は12メートル、17番は9メートルだ。飛距離不足は小技でカバー。10番から13番までは1パットのパーを拾い、崩れそうなところを耐えた。

前週に「グリップに力が入っていた」と気付いて柔らかく握り、得意のパットが復調。自己記録タイの69に笑顔も映える。ラウンド後は約40人にサイン。人気にも応えた。

 昨季最終予選会(QT)で44位に入り、今季はプロになって初めて多くの試合に出場できる。しかし、泣かず飛ばず。可憐なルックスとは裏腹な練習熱心さも裏目に出て、悪循環に陥った。ここ数試合は「疲れもあって、早く切り上げたりメリハリをつけて練習しています」と、気持ちの切り替えに専念。初日はこれがいい方向に出た。

 昨夏から始めたブラックバス釣りも気分転換の一環。先日、ルアー一式を入れた「タックルボックスを釣り場に忘れたんです」というハプニングがあったものの、釣りを始めてからはプロテスト合格、QT突破と運気上昇中だ。人気先行からの脱却へ。まずは連続予選落ちを止める。

続きを表示

2016年6月10日のニュース