IOCバッハ会長 五輪追加種目「素晴らしい提案」と評価 

[ 2016年6月3日 23:37 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は3日、スイスのローザンヌで理事会終了後に記者会見し、2020年東京五輪の追加種目として8月の総会に一括提案されることが決まった野球・ソフトボール、空手など5競技18種目を「五輪改革を反映し、開催都市の人気競技と若者を重視した都市型競技が組み合わさっている。素晴らしい提案」と評価した。

 同会長は5競技を「ジグソーパズルと同じで一つでも欠けたら成立しない。パッケージとして互いに補完して良さを引き出している。それが一括提案にした理由」と説明。最終決定には総会で約100人の委員による投票で過半数の支持を得る必要があるが「あとは幸運を祈りたい」と笑顔で自信を示した。

 東京五輪の招致疑惑には「IOCの立場は明確。フランス当局の捜査に協力する姿勢に変わりはない」と述べた。(共同)

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2016年6月3日のニュース