車いす女子・上地 ファンクート下しリベンジ発進

[ 2016年6月3日 05:30 ]

全仏オープン 12日

(6月2日 パリ・ローランギャロス)
 テニスの全仏オープン第12日は2日、パリのローランギャロスで行われ、車いすの部シングルス1回戦の男子で国枝慎吾(ユニクロ)は第2シードのヨアキム・ジェラール(ベルギー)に3―6、6―3、6―2で逆転勝ち。女子では第2シードの上地結衣(エイベックス)がアニク・ファンクート(オランダ)に2―6、6―0、6―3で勝ち、ともにベスト4入り。

 車いす女子シングルスの上地は、昨年の大会で2連覇を阻まれたファンクートに雪辱した。「初戦を突破できたことも、彼女に勝てたことも良かった」と喜んだ。第1セットを奪われたが「最近はそこから巻き返せるので」と慌てなかった。「相手のパワーに対して、しっかりスピンをかけて返せていた。第2セットの入りも良かった」と徐々に主導権を握って逆転。「1試合ずつ戦って、優勝を目指したい」と力強かった。

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2016年6月3日のニュース