白井が攻めて「シライ」越える!跳馬で3回半ひねり挑む

[ 2016年6月3日 05:30 ]

跳馬の練習を行う白井健三

 体操のリオデジャネイロ五輪代表最終選考会を兼ねる全日本種目別選手権は東京・国立代々木競技場で4日に予選、5日に決勝が行われる。

 白井健三(19=日体大)は得意の床運動、跳馬はシードのため決勝のみ、平行棒と鉄棒は予選から出場。跳馬では「シライ/キムヒフン」(伸身ユルチェンコ3回ひねり)を超える3回半ひねりについて、2日の会見で「自分でもまだ分からない」としながら、「ここで一つ攻めるのも五輪に向けていいきっかけになる」と挑戦する可能性を示唆した。

 五輪などの国際大会で成功すれば、跳馬の「シライ2」となる大技だ。全日本選手権、NHK杯と得意の床運動でハイスコアをマークしており、残り3枠の代表入りは決定的。「スペシャリストの白井健三を見せたい」と意気込んだ。

続きを表示

2016年6月3日のニュース