北井ら4人がリオ代表に 最年長・法華津は条件満たせず

[ 2016年6月3日 05:30 ]

馬場馬術のリオ五輪代表に決まりポーズをとる(左から)原田喜市、北井裕子、黒木茜、高橋正直

 日本馬術連盟は2日、リオデジャネイロ五輪の馬場馬術代表に北井裕子(アシェンダ乗馬学校)ら4人を選んだと発表した。

 43歳の北井は2008年北京五輪以来2大会ぶり、高橋正直(伊香保バーデンファーム)黒木茜(スクーデリアエクイット)原田喜市(蒜山ホースパーク)は初の代表入りを果たした。ドイツのハーゲンで行われた選考会で決定した。馬場馬術の日本は団体と個人4枠の出場権を確保している。1964年東京五輪代表で、前回ロンドン五輪に日本史上最年長の71歳で出場した法華津寛(アバロン・ヒルサイドファーム)は選考会の参加条件を満たせなかった。

 ◆北井 裕子(きたい・ゆうこ)08年北京五輪、10年世界選手権に出場。12、13年の全日本選手権覇者。神奈川・聖セシリア女高、青学大出、アシェンダ乗馬学校。1メートル63、50キロ。43歳。神奈川県出身。

 ◆黒木 茜(くろき・あかね)昨年9月の五輪予選で日本の2大会ぶり団体出場枠獲得に貢献。兵庫・東播磨高出、スクーデリアエクイット。1メートル66、55キロ。37歳。兵庫県出身。

 ◆高橋 正直(たかはし・まさなお)06年ドーハ・アジア大会で団体3位。群馬・渋川青翠高、明大出、伊香保バーデンファーム。1メートル70、63キロ。34歳。群馬県出身。

 ◆原田 喜市(はらだ・きいち)15年全日本選手権優勝。山形六中出、蒜山ホースパーク。1メートル73、72キロ。43歳。山形県出身。

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2016年6月3日のニュース