ロンドン五輪検体ドーピング再検査 23選手が陽性反応

[ 2016年5月28日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は27日、12年ロンドン五輪のドーピング検査で採取した265件の検体を最新の分析技術で再検査した結果、5競技で6カ国・地域の計23選手が陽性反応を示したと発表した。

 予備のB検体も陽性で違反が確定すれば、8月のリオデジャネイロ五輪に出場できない見通しとなった。現段階で選手名は公表していない。IOCのバッハ会長は「違反者はリオ五輪から排除したい」とコメントした。IOCは08年北京とロンドン両五輪の検体でリオ五輪出場の可能性が高い選手に絞って再検査を実施した。

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2016年5月28日のニュース