横峯さくら6位発進「一打一打を丁寧に」ピンチで耐えた

[ 2016年5月28日 05:30 ]

横峯は18番でバーディーパットを決め、ガッツポーズ

米女子ゴルフツアー ボルビック選手権第1日

(5月26日  米ミシガン州アンアーバー トラビスポイントCC=6709ヤード、パー72)
 横峯さくら(30=エプソン)が5バーディー、2ボギーの69で首位と5打差の6位と好発進した。上原彩子(32=モスフードサービス)は72で33位、宮里藍(30=サントリー)は73で49位だった。野村敏京(23=フリー)は体調不良のため途中で棄権した。64をマークしたクリスティナ・キム(32=米国)がトップに立った。

 最終18番で4メートルのパットを沈めてバーディーフィニッシュ。横峯はガッツポーズをつくった。「順位を気にせず、一打一打を丁寧に」と心がけた結果の69。久しぶりに好スタートを切った。

 5番で先にボギーを叩いたが、踏ん張った。6番で2オンに成功してすぐイーブンパーに。このホールを含めてパー5で3バーディーを奪い、ピンチでの粘りも光った。10番はカラーからの6メートル以上をパターで沈め、16番ではピンまで残り40ヤードのバンカーショットを寄せてパーセーブ。「バンカーショットやアプローチで耐えることができた」と胸を張った。4月は3度の予選落ちを経験し、5月の2戦も予選落ちが気になる位置で回った。

 「最近、順位に気を取られすぎていた」と反省。好発進に手応えを得て「しっかり耐えるゴルフができないと」と第2日以降に目を向けた。

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2016年5月28日のニュース