錦織 4回戦は地元のガスケ「苦手意識は少しずつなくなっている」

[ 2016年5月28日 03:25 ]

錦織のバックハンドのリターン(AP)
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 テニスの全仏オープン第6日は27日、パリのローランギャロスで行われ、シングルス3回戦で男子第5シードの錦織圭(26=日清食品)は、世界ランキング52位のフェルナンド・ベルダスコ(32=スペイン)と対戦。フルセットの末に6―3、6―4、3―6、2―6、6―4で勝ち、8強入りした昨年に続いて2年連続ベスト16入りを果たした。4回戦は世界12位で第9シードのリシャール・ガスケ(29=フランス)と対戦する。

 ――ベルダスコの反撃。

 第3セットの始めの数ゲームで、彼のフォアが寄り強烈になってくるのを感じた。それが主導権を握られる原因になった。

 ――最終セットは立て直した。

 一番はバックの高いところを狙われていたので、なるべくそうさせないように前に入って打っていった。少しでもバックに集めていけたと思う。彼も焦りだしてミスが増えた。

 ――上位シードの意地?

 下位の選手よりは最終セットに入っての落ち着きはあると思う。特にトップ5ぐらいの選手は、少し余裕を残してあると思う。

 ――次戦は地元フランスのガスケ。

 苦手意識は少しずつなくなっている。ここの観客はたまにクレージーになる。そういうところも気をつけてやりたい。

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