沖縄&富山“最後の王者”に王手 15日に決勝

[ 2016年5月15日 05:30 ]

<京都・沖縄>決勝に進出した沖縄

 プロバスケットボールのターキッシュエアラインズbjリーグ15―16年シーズンのプレーオフファイナルズが14日、東京・有明コロシアムで開幕した。東・西地区の決勝が行われ、東地区は富山が99―84で秋田に勝利。西地区は沖縄が87―56で京都を下し、2季ぶり4度目の年間王者に王手をかけた。15日は決勝と3位決定戦が行われる。

 ≪沖縄 勝負強さ見せた≫リーグ屈指の強豪として勝負強さを見せつけた。前半を50―31の大差で折り返すと、第3Qは京都に3得点しか許さず完全制圧。ベンチスタートだったマクヘンリーがチーム最多22得点するなど持ち味の攻撃力も存分に発揮した。きょう15日の決勝はリーグ史上最多4度目の頂点を懸けた大一番。日本人エースの岸本は「優勝を狙いつつ、bjリーグの歴史が積み重ねてきたものをゴールデンキングスとして表現したい」と有終の美を飾ることを誓った。

 ≪富山 第2Q中盤逆転≫リーグ創立2年目から戦うチームが初の決勝進出を果たした。試合開始直後から劣勢に立たされたが、第2Q中盤で逆転。攻守で合計47リバウンドとゴール下を制圧し、食い下がる秋田を寄せ付けなかった。bjの栄冠に上り詰めるラストチャンス。リーグ初年度から現役を続ける日本人エースの城宝は「bjリーグには感謝しているんです。決勝で自分が成長したんだというところを見せます」と頂点を見据えていた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月15日のニュース