バレー女子日本代表 2戦目はカザフ戦 真鍋監督警戒「ブロックが手強い」

[ 2016年5月15日 16:04 ]

14日ペルー戦で快勝したバレー女子日本代表。15日はカザフスタン戦。

 リオデジャネイロ五輪の出場権を懸けたバレーボール女子の世界最終予選兼アジア予選(東京体育館)に出場している世界ランキング5位の日本はきょう15日午後7時から同26位のカザフスタンと対戦する。

 4大会連続の五輪切符獲得を狙う日本は14日の初戦ペルー戦では3―0でストレート勝ちした。サウスポーの長岡悠望(24=久光製薬)が20得点をマークし、木村沙織主将(29=東レ)も13得点。結婚、出産を経て4年ぶりに代表復帰した前主将の荒木絵里香(31=上尾)も4ブロックなど守備で貢献し、幸先のいいスタートを切った。

 2連勝で勢いに乗りたいところだが、カザフスタンは格下とはいえ、侮れない相手だ。08年北京五輪最終予選では韓国などを破って初めて五輪切符を獲得。アジアのチームではあるが、平均身長は日本を6センチ上回る1メートル81で、高さを生かした欧州スタイルが持ち味だ。その高さを警戒する真鍋監督は「とくにブロックが手強い。被ブロックを少なくすることに尽きます」と勝負のポイントを挙げた。今後の戦いを優位に進めるためにも、日本としては落としてはいけない試合。初戦の主力でただ一人低調だった若きエース古賀紗理那(19=NEC)の復調にも期待がかかる。

 ▽バレーボール女子のリオデジャネイロ五輪への道 8チームの総当たり戦で(1)アジア4チームの中の最上位チーム(2)その他7チームの上位3チーム、に入れば出場権が与えられる。五輪出場は12チームで、既にブラジル、中国、セルビア、ロシア、アルゼンチン、米国、カメルーンが出場権獲得。世界最終予選のプエルトリコ大会(5月20~22日)でもう1チームが決まる。

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2016年5月15日のニュース