錦織 ストレートで8強 ガスケに連勝、もう“天敵”じゃない

[ 2016年5月12日 22:49 ]

イタリア国際3回戦でガスケを下し8強入りした錦織(AP)

 テニスのイタリア国際は12日、男子シングルス3回戦が行われ世界ランキング6位で第6シードの錦織圭(26=日清食品)が、同12位で第11シードのリシャール・ガスケ(29=フランス)と対戦、6―1、6―4で勝ち、2年連続で準々決勝進出を果たした。

 ここまでの対戦成績は錦織の1勝6敗、前大会のマドリード・オープンでは3回戦(5日)でガスケと当たり、ストレートで初勝利を飾った。2週連続の対戦は、前の試合が延びて予定から2時間以上遅れて始まった。

 錦織は第1セット最初のゲームをブレークすると、キープの後、第3ゲームもブレークして主導権を握った。この後ガスケは第5ゲームをキープしたが、錦織が第7ゲームをブレークし6―1でセットを奪った。

 第2セットは錦織のサーブで始まり、第2ゲームをブレークして優位に立つも第7ゲームでブレークを返され追いつかれたが、第10ゲームをブレークして勝ち切った。

 錦織は準々決勝で世界ランキング2位のロジャー・フェデラー(34=スイス)を破った同15位のドミニク・ティエム(22=オーストリア)と対戦する。

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