男子やり投げ・新井涼平が上海入り「まだまだ上を狙える」

[ 2016年5月12日 05:30 ]

ダイヤモンドリーグ上海大会に出場する新井

 陸上男子やり投げで86メートル83の日本歴代2位の記録を持つ新井涼平(24=スズキ浜松AC)が11日、ダイヤモンドリーグ上海大会(14日、中国・上海)に出場するため現地入りした。

 9日のセイコー・ゴールデングランプリ川崎では1投目に今季世界2位の84メートル41をマーク。「まだまだ上を狙える。条件が自分の中でそろえば、自己記録は簡単に出る」と闘志を高めた。

 世界最高峰のリーグに参戦するのは、14年7月のパリ大会で4位に入って以来、2度目。上海大会の後は、6月9日のオスロ大会にも出場する予定だ。オフに坂道ダッシュなどで下半身を徹底的に鍛え、スプリント力がアップ。「馬力が上がった」と自信を見せる24歳が、ビッグスローで世界のライバルを圧倒する。

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2016年5月12日のニュース